春日部鮫史4 抗争

中1までの僕は本当に明るい純朴な少年だったと思う。勉強も出来たし野球部にも入っていたし活発な男の子だった。
でも無邪気に笑ってられたのはこの年までだったかな。。。



スキー教室のバスの中ではLUNA SEAのDESIREを歌った。
ただバスのカラオケの音量が小さくて音が取れなくてだいぶ走って歌ってしまっていた。
歌い終わった後にバスの前の方に座っていた岡崎さんから
「長谷川、音ずれすぎっ。」
と言われた。
ビートキープの重要さを学んだ。
いいこと歌ってても音と混ざらないと響かないんだって事を。


そしてその頃、ノガミや阿部ちゃん山ちゃんは女子の青木さんに給食のパンを千切ったやつを投げつけまくっていて先生に見つかって胸ぐらを掴まれて怒られまくっていた。
その青木さんはこの数ヶ月後に一個上のメチャクチャ喧嘩が強い先輩と付き合う事によって僕たちとの立場を完全に逆転させてきた。
ノガミは殺られかけたらしい。


そして中学2年になり、恐らく野球部内の極少数しか未だに知らないであろう「野球部の朝練早く来すぎて学校の入り口が開いてなくてお腹激痛の末の校舎脇への野グソ事件」を起こしてしまう。
今でこそ笑い話に出来るが、当時は思春期真っ盛りだったしこれが女子とかにバレたら一生終わりだという思いでかなり落ち込んだ。
でもこれを知っているのは野球部の中の四人くらいで、彼らは僕に凄い優しい言葉をかけてくれてまるでそんな野グソしたなんて事実はなかったかのように振る舞ってくれていた。


だが後日。
とある友人から、その野グソを知っている野球部の友達が他の関係ない友達をたくさん引き連れて俺の野グソを笑いながら肝試し感覚で見に行っていたという事実を聞かされた。

この事を知った時に自分の中でまた1つ正常な人間としての糸が切れた音が耳の中で鳴った。



あとは今では仲良いけど、ヒークンの悪口を言っていたと前島に告げ口されて俺とみっちゃんがヒークンに毎日睨まれるという事件もあった。

この事件によりヒークンにビビった数名も俺と口を利かなくなるという珍事件も併発した。
はっきり断言出来るけどこの事件により俺は完全に人との間の心の扉を閉ざした。
中学生だしすぐ仲は戻ったけどここから俺はあまり無駄に人に笑顔を見せなくなった。

そして前島は呪われた。
呪われた前島はその後に一緒に川越に服を買いに行った時、地元の駅で「カツアゲされても大丈夫なように!」と1万円を靴下の中に隠していた。
なんか用意周到なやつだなーと思っていたが川越に着いて前島が自分の靴下の中を見たら1万円は無くなっていた。

落としたんだろう。


馬鹿な奴だ。









中2と言えば夏休み初日に隣の街から珍集団がカツアゲに僕達の地元に来ていて
僕達の一個下の後輩たちがぶん殴られて金を取られたらしくたまたま出くわした僕達に助けを求めてきた。

何故か皆で乗り気になった。

さっそく1人捕まえた。

ヒークンがそいつにボクシングしようぜ!と言って2、3発殴ったと思ったらすぐ相手の背後に回り馳浩も顔負けの裏投げを決めた。
相手は泣いていた。

俺は(ボクシングじゃなかったの?)と思っていた。
そしてこの日僕は誰か忘れたんだけどビジュアル系バンドのCDを抗争の合間に買った記憶がある。
sleep my dear?だったっけかな?忘れたけど。




そしてこの街中をチャリンコで駆け回ったサバイバルはすぐに学校にバレて皆で呼び出されて怒られた。


そして中学三年になった。
中学校同士の喧嘩が盛んな年だった。

そしてここで第三の唇のmcの後藤が隣の中学校の敵として現れる。

こっちの中学のまぶたが腫れぼったい感じのサトシと後藤による
「お前目が変なんだよ?」
「ああ!?お前も変だろうが!!」
「うるせーよ!お前の方が変なんだよ!」
「お前の方が変だろ!!」
という糞みたいな殴り合いが起きていた



でも色々あったけどこの後藤くんや板垣氏、ヤーボとかナギとかいつの間にか仲良くなって毎日遊ぶようになった。

当時笑いのセンスなら俺は誰にも負けないと思ってたけど、この男たちの笑いはスゲーなって思いました。


いい仲間に巡り会えました。

未だに仲悪い中学とかもあるけど。




そして中学の卒業旅行、毎年ディズニーランドなのに僕達の代だけ急にテーブルマナーでした。
怒り狂った阿部ちゃんはたまたま廊下にいた教員を捕まえて
「今すぐ卒業旅行ディズニーランドに戻せ!コラァ!」
と荒ぶってたけど、その捕まえた先生はどこの担任でもない副担任の先生だったので
「阿部ちゃん、その人権力ないよ。。。」
と思いながら見ていました。



結局僕のクラスは三人を残し他は全員ボイコットしました。



でもいい三年間でした。
僕は卒業文集も自分の分と、書く気がないと言っていたチャンテツの分も僕が書きました。
文章を書くのがこの頃からずっと好きでした。

読書感想文も5年くらい連続でベーブ・ルースで書きました。

すると中学を卒業してから数ヶ月後、卒業文集を全員分読んだという当時大学教授だったみっちゃんの親父さんが
「スークンとテツヤくん(俺が書いた)には文才があるね!」
と言っていたらしい。


俺は小説家になりたかったんです。




あとは人生で初めて女の子に告白されて、照れ臭いのもあってフッたんだけど、その女の子がその三日後くらいには同じクラスの他の奴に告白して成功して付き合っていたのを見てなんか胸が夕焼け色に染まった気がしました。









中学編は色々ありすぎるけど書けないのでまたいつか機会があったら。

次回からは高校入学編です。
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by kuchibuil4951 | 2014-03-28 15:27