春日部鮫史8 MCバトル編

UMBのDVDを見てフリースタイルに目覚めた。

その日から俺と板垣氏とか後藤くん、何故かDJのヤーボも一緒にフリースタイルを始めた。

地元の大きい公園でヤーボが適当にインストをCDに焼いてきてそれをカーステで爆音にしてそれこそ週に四回とか集まって夜中までフリースタイルやってた気がする。
そしてその流れに乗って桐の街のリビングレジェンドことジアンサー(mixiのジアンサーコミュニティは神。まだ残ってるのかな。)も一緒にフリースタイルをやり始めた。
チャンテツことバーバーもいたし、ナギも。


この頃になんとなく後藤くんの顔を見ていてグループ名を決めた。

第三の唇。



第三の唇という名前に対し2006年当時は他の人からは
「サードアイ的な感じっすかぁ~??」
とか
「マキュウの第三の忍者とか関係あるっすかぁ~~??」
などと言われる事が多かったがどれも近くて正解と言ってあげたかったんだけど完全に芯を食っていたものはなかった。


名前の由来は、後藤くんの上唇が冬になると乾燥してパックリと割れて、彼の唇が3つに見えたからだ。


地元では彼のその3つめの唇はオーロラみたいなもので貴重な気持ち悪VIEWの1つとされていた。


そして毎日フリースタイルしまくった。

時にはその場のほんの六人七人くらいでバトルをやったりした。
カスカベットMCバトルという冠が付いていたんだけど、当時は謎にヤーボが勝ちまくっていた。

あとはその当時とある情報を耳にする。

春日部のラッパーでバトルで凄い強い男がいる………と。

かなり名前を売っている………と。

しかも眼鏡をかけている………と。


のちに出会う事になる。
その男。







そして俺達は俺達で皆で2006のUMBの予選にどっか出ようぜということで盛り上がった。
春日部から近い予選は東京か柏だった。


東京はやっぱ人殺しとか犯罪とか凄い多い街だから俺は千葉の柏の予選に出る事にした。

エントリーした。

俺以外の唇メンバーは誰もエントリーしていなかった。





でもなんか俺は当時から、優勝できるんじゃないの?って謎に自分に自信がそこだけはあった。
バトルっていっても言葉のやり取りでしょ?そこで俺負けないでしょみたいな。
当時は合コンでもモテはしなかったがスベッた事はなかったし、人生で出会った中で一番面白い人かもって合コンだけで三人くらいに言われた事もあった。

そんな俺が負けないでしょって。




結果は電光石火の一回戦負けだった。
延長だったかな。

相手は音師って人だった。
その日以来その人の名前を聞いた事なかったけど負けた。

今でも覚えてるのが相手に
「心臓バクバクなのがバレバレー」
と高い声で言われた時に、俺は確かに初バトルで死ぬほど緊張していて心臓がバクバクだったので
「なぜわかった!?」
と更に心臓がバクバクした事だ。



まあ初バトルは結果惨敗。


ただ、その後バトルをずっと観てたが、俺に勝った音師って人は二回戦も三回戦も相手に
「心臓バクバクなのがバレバレー」
とラップしていたので彼も多分心臓バクバクだったんだろうなと後から思った。
その言葉に動揺してしまったのが俺だった。



この日の負けは死ぬほど悔しかった。
めちゃくちゃ悔しかった。
地元からたくさん応援も来てくれたのに恥じかいちゃって惨めだった。



でも負けた後にナギから
「今日出てたMCの中で一番スークンのスニーカーが綺麗だったよ。」
とどう返したらいいか未だに答えが出ない慰めもあった。







でも、でもMCバトル。
なんかイケる気がした。


いけそうな気がするーーーーー!

あると思います。








次回からバトルMCスークン編です。
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by kuchibuil4951 | 2014-04-27 18:49